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太陽染工では、染色はもちろん産業資材向け織物や生地の各種加工も一貫して行います。
撥水加工や難燃加工など、布や生地への機能性の付加に幅広く対応することで、お客様のご要望により多くお応えしたいと考えております。
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- 樹脂加工・糊つけ加工
- 生地を指示された風合いに仕上げる加工です。風合い調整には糊つけと樹脂加工がありま す。糊つけ加工は以前は澱粉糊を使用し、樹脂加工と区別しておりましたが、現在はポバ ールという化学糊を使用しております。ホツレ止め程度のソフトな加工から堅仕上げまで 対応いたします。
- 用途
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- ■ホツレ止め染色加工後に製品を作るには、裁断、縫製の工程がありますが、その時のホツレを防止します。
- ■生地に腰を持たせる堅めに仕上げたい場合などは樹脂加工・糊つけ加工にて対応します。
- ■耐摩耗性、滑りの向上(反応性ウレタン樹脂加工)
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- 撥水・撥油加工(防汚加工)
- 撥水加工は、水をある程度はじくとともにムレないよう通気性を持たせた加工です。布地 に撥水剤を浸透させ、高温で処理することで生地の表面に水の粒子を通さない程度に間隔をあけた撥水層をつくります。防水加工との違いは、外からの水は弾いて通しませんが、湿気は通すために蒸れが少ないという点です。ただし、強い圧力で水をかけたり、逆に霧雨状の雨などは空気が通り抜ける穴から浸透することがあります。フッ素系の樹脂をつけ、熱処理すると撥水だけでなく撥油性を出すことが可能で、ケチャップなどの汚れを防止することが可能です。
- 用途
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- ■超撥水加工(フッ素撥水)の場合撥水効果とともに、製品加工時の汚れ等の付着を防止します。
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- 難燃加工・防炎加工
- 生地や布を燃えにくくし、また燃え広がりにくくする加工です。綿やレーヨンなどの燃え やすい繊維に難燃剤を固着させる加工方法で、難燃剤溶液に生地をディッピングした後、シリンダーで乾燥させます。ポリエステルに対しても、難燃剤の種類が変わりますが、同様な加工をします。
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- UVカット加工
- UVカット加工とは、紫外線を吸収あるいは反射することによって紫外線を遮断する加工 です。化粧品だけではなく、衣料やカーテンなどの繊維製品のUVカットも一般的になってきました。弊社では生地に対して後加工によってUVカット効果を付与します。後加工の場合、ほとんどの繊維製品に対し加工を施すことが可能です。